Anthropic、Claude Code の実利用40万セッションから専門知識の効果を分析
Anthropic は 2026年6月16日、Claude Code の実利用を分析した研究レポート「Agentic coding and persistent returns to expertise」を公開した。2025年10月から2026年4月までの約40万件のインタラクティブセッション、約23万5000人分の利用をプライバシー保護型に分析し、誰がどのような作業に使い、どの程度成功したかを測る枠組みを示している。
レポートでは、典型的なセッションで人間が計画判断の約70%を担う一方、実行判断では Claude 側の比重が大きいと説明している。作業内容はコードの作成・修正・テストが中心だが、運用、データ分析、文書作成にも広がっており、フリーランス案件との比較で推定した平均タスク価値は10月から4月までに27%上がったという。
成功率については、ソフトウェアエンジニア以外の主要職種でも、検証可能な完了指標ではソフトウェアエンジニアとの差が7ポイント以内だったとされる。Anthropic は、Claude Code の成果を左右するのはコーディング経験だけではなく、利用者が解こうとしている業務課題への専門知識だと位置づけている。